最初に
①断熱パネル(ジョイコスパネル) の【壁パネル】について。
ジョイコス壁用断熱パネルは、高い断熱性を有するウレタンフォームを木枠の中に閉じ込めた
独自の製造方法で作られています。
《ジョイコス壁断熱パネルの特徴》
1.優れた保温性がある。
2.水蒸気や水を通さない。
3.構造に対して確実に取り付けできる(パネルは各家ごとに加工される為)
4.断熱材の経年劣化が起こりにくい。
5.施工中の断熱補修が簡単にできる。
6.気密施工を考えたものである。
7.木枠の中に直接ウレタン原料を注入し、枠の中で発砲させることでウレタンと木枠が一体化し隙間がない。
このパネルを柱と柱の間にはめ込み、専用の気密テープで処理するので
隙間もほとんどなく、ウレタンの断熱性能を100%発揮してくれます。
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次に
①断熱パネル(ジョイコスパネル) の 【床パネル】について。
ジョイコス住宅最大の特徴は、床パネルに炭化コルク(コルク樹脂の炭)が使われていることです。
炭化コルクはコルク樫の表皮を高温の蒸気で蒸し焼きにして作らています。
表皮を収穫しても9~10年で再生を繰り返す天然リサイクル材です。
木を切ったり倒したりしません。
ジョイコス(炭化コルク)床パネルの特徴
1.コルク特有の柔らかさを残しつつ、炭のもつ様々な効果・ウレタンの断熱性も併せ持つ高性能床パネル。
2.炭化コルク25mmとノンフロンウレタン80mmにより構成されており、グラスウールに換算すると約200mm相当の断熱性を有しています。
3.コルクから染み出る樹脂で固めるために有害物質を含みません。
炭化コルクとしての特徴
1.吸着効果・・・炭化コルクはホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)等の有害物質を吸着させ除去する働きがあります。
2.調湿効果・・・コルクがワイン栓に使われている理由は、水を通さず多孔質の樹皮が呼吸することでワインを長期間保存できるから。炭化コルクはコルクそのものが持つ多孔質の部分はそのままなので、空気中の水分を吸収したり吐き出したりする性質があります。
3.消臭効果・・・多孔質の気泡が臭いを吸着します。いわゆる炭の消臭効果が活きています。臭いや湿気が残りません。
4.遠赤外線効果・・・炭化コルクは自然素材、無垢材のような暖かさがあり暖房した室内では床暖房をしているような素足の生活が楽しめます。
5.吸音効果・・・従来の高気密・高断熱住宅の弱点だった「家の中で音が響く」という問題も炭化コルクの吸音効果により軽減します。
6.忌避効果・・・ダニに対し高い忌避効果があります。
またコルクの性質として
耐水性・・・コルクは弾力性から水を吸うのではないかと思われがちですが、コルクには優れた撥水性があり、水に強く、腐らず、科学変化を起こしにくいという特徴があります。
耐害虫性・・・コルクは、害虫が生息する為の栄養分が極めて少なく、また主成分であるスベリン・リグニン・タンニン・ロウ・灰分 により害虫の生息を阻みます。
難燃性・・・コルクは炭化が極端に遅く燃えにくい難燃性の物質。火災においても有害なガスを一切発生させません。これがスペースシャトルの飛行士の命を守る理由です。
軽量性・・・一般的な木材は二酸化炭素を内包していますが、コルクは大気とほぼ同じような気体で満たされています。微細な細胞で出来ているために軽量であることも優れた特徴です。
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ただ、このジョイ・コス壁パネルとジョイ・コス床コルクだけでなく
『高気密』あっての『高断熱』となります。
『高気密』については、ジョイコス住宅って?Ⅳ にて。
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